ホテルの電気がカードキーじゃ無くてポイントカードで点いちゃった

最新のカードキーは、カードを差し込むと施錠システムが解除されるという画期的な仕組みなのですが、機械機構による施錠システムではないために誤作動もあるようですね。ドアが開けられなかったり、あるいはホテルの電気がカードキーじゃ無くてポイントカードで点いちゃったといった極めて稀なケースもあるようです。そうしたカードキーの不具合について、ネットで調べてみると実に多くのトラブル例が掲載されています。例えば、ホテルのカードキーが不具合なのでフロントに苦情を申し立てたら、そのお詫びにということで食事の際に、フルーツの盛り合わせをサービスしてくれたという方のブログも掲載されています。

そうしたカードキーのトラブル例がいろいろ掲載されている一方では、カードキーのすばらしさを滔々と説明しているような鍵メーカーのサイトもあります。ちなみにそのメーカーのサイトを閲覧してみると、カードキーの組み合わせが43億通りもあるために、同じ暗証番号のカードが発行されることはないようなのです。その上カードキーの交換も随時可能なので、機械施錠システムのようにシリンダー錠を交換する必要もないようなのです。その他にも、寒暖の違いによる結露が発生して、万が一カードが濡れてしまったという場合においても、誤作動はないということのようです。あるいは、キーレス自動車に採用されているような電波を感知したり、信号を読み取るという仕組みではなく、あくまでもアナログ式なので意思に反する誤作動というのはないということのようです。

こうしたカードキーは、主にホテルなどでは既に13000件もの導入実績があるようです。おまけに、カードキーなので、ポケットに入れるとその部分が膨らむということもなく、クレジットカードと同様に財布に入れることが可能なのだそうです。従ってカードキーは、今日ではホテルだけでなくマンションにも数多く採用されているようですね。