傘カギってご存知?

Posted by wpadmin - 5月 25th, 2015

前輪のロックは外すことができたのです本当に困ったときに役に立つのは、学校で習った知識ではないという人がいますが、わたしはそういう考え方が好きではありません。
まじめな人間が馬鹿にされているようで、地道な努力や行動によって、その人が正当に評価されないばかりか、不当な扱いを受けるのは我慢ならないからです。

しかし、そうはいっても窮地に陥ったときに役立つ「裏技」を知っていることで、その人が損をするということはないでしょう。
自転車のカギを失くしてしまい、泣く泣く自分の自転車の錠前を破壊した経験があるという人は案外多いかもしれません。以前であれば、棒状の部分を押しこむことで前輪をロックしていた錠前が主流でしたから、特別な道具がなくともわりと簡単に鍵を壊すことができました。極端な話、マイナスドライバー一本あれば、たいていの自転車に付いている。

そうした状況が問題視されたためでしょうか。最近の自転車のロックは通常後輪に為されており、形状もリングとなっています。もちろん無理ではありませんが、マイナスドライバーで壊すことは、かなり難しい構造になっていますから、少なくとも力任せに開けられるものではなくなったと言えるでしょう。
しかし、前輪であれ後輪であれ、棒状であれロング状であれ、自転車のカギを失くすというリスクには変わりがありません。以前なら鍵を失くしても自ら錠前を壊して、帰宅し、自転車屋さんで新たな鍵を購入する方法でしのげたトラブルは、解決が難しくなりました。
このリング上の錠前を開けてしまうのが「傘カギ」です。もちろん全てのそうした錠前が開くわけではありませんが、たいていの場合は解錠可能という話もあります。100円程度のビニール傘のスイッチ部品を使用するため、入手も比較的簡単です。悪用されることもあるので詳細は書きませんが、確かに困ったとき使える知識であり、教科書には決して載ることのない情報です。

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